紫雲山 金剛寺
しうんさん こんごうじ
登録番号 | 第42号 |
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所在地 | 緑区鳴海町字平部41 |
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年代 | 本堂:宝暦10年(1760年)頃築 |
用途 | 寺院 |
屋根は江戸時代から始まるとされる桟瓦葺きの切妻で、緩やかなそりを見せています。 また鬼瓦部分は獅子口が用いられ、全体としてシンプルな美しさを持っています。 構造上のつなぎとして湾曲した海老虹梁(えびこうりょう)が取りつき、その虹梁には若草文様や眉形の操形が美しくデザインされています。 軒先部分の垂木が上下2重の二軒(ふたのき)となって、高級感を持った軒先となっています。 鳴海焼きの十六羅漢像は、それぞれ羅漢の姿表情が巧みに表現され、行者堂に相応しい存在になっています。