東暉荘
とうきそう
登録番号 | 第149号 |
---|---|
所在地 | 千種区向陽町一丁目 |
URL | |
年代 | 昭和初期築 |
用途 | 住宅 |
初代の当主が名付けた「東輝荘」の由来は定かではないようですが、建物は大正期建設とのことで、初代そして2代目棟梁と親子2代に渡り管理されています。 戦時中の三河地震、終戦後の米軍接収体験を経て大きな改修もなしに現存しています。 室内に入ってまず床が大正期には珍しくバリアフリーとなっていることに驚かされました。 畳と廊下板張りが同一面となっています。 数寄屋風の室内造作もほとんど改修はされていないとのことですが、繊細な欄間、障子そして2階の床には月見の丸窓等配した造りには心惹かれます。 また、建物を挟んで南側には松と紅葉の庭(秋の紅葉は見事)、そして北側は常緑樹と灯篭を配した日本庭園があります。