旧(株)豊田自動織機製作所 自動車部 材料試験室
きゅうかぶしきがいしゃとよだじどうしょっきせいさくしょ じどうしゃぶ ざいりょうしけんしつ
登録番号 | 第41号 |
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認定年月日 | 平成24年6月1日 |
所在地 | 名古屋市西区則武新町四丁目1番35号 |
年代 | 昭和9年(1934年)、平成16年(2004年)移築 |
構造 | 木造 地上1階建て |
特徴 | 自動車製造にあたって材料に関する問題を最も重視していた豊田喜一郎は、昭和8年に自動車部を設置すると、翌昭和9年、豊田自動織機製作所構内に当時の帝国大学とほぼ同等の最新研究機器を備えた「材料試験室」を設立した。ここでは、鉄鋼材料をはじめ自動車を構成する各種材料の試験。研究が行われた。この建物は、トヨタにおける自動車生産草創期の数少ない貴重な産業遺産として、平成16年、西区の産業技術記念館に部分移築され、当時の姿で再建されている。当時は豊田佐吉が明治44年に自動織機の研究開発のために創設した試験工場の場所としてトヨタグループ発祥の地であるとともに、㈱豊田自動織機製作所及びトヨタ自動車㈱の設立の地である。 |
最寄駅 | 市バス「トヨタ産業技術記念館」、地下鉄「亀島」、名鉄「栄生」 |