■旧春田鉄次郎邸(名古屋市東区主税町3丁目6-2)
「文化のみち」のうち東区主税町(ちからまち)にある
旧春田鉄次郎邸の紹介ビデオを作成したので、ぜひご覧ください。
【名古屋市公式】#お写んぽMOVIE(旧春田鉄次郎邸)もよろしく
■旧春田鉄次郎邸(名古屋市東区主税町3丁目6-2)
春田鉄次郎(1968-1933)は現在の岐阜県多治見市で生まれ、陶磁器の貿易で成功した人物です。
この建物は彼が57歳(1924年)の時、「関西建築界の父」とも言われる武田五一(1872-1938)の設計により、住居兼執務・接待用として建築されました。南側が洋館、北側が和館の和洋折衷の建物となっています。門をくぐると灯篭の向こうに洋館が見えてきます。灯篭を左に歩くとフレンチレストランがあり、雰囲気のある室内で食事ができます。灯篭を右の奥へ歩くと、日本風の建物が見えてきます。
※レストラン部分以外の見学をご希望の方は、東にある旧豊田佐助邸の受付にお申し出ください。
レストラン・デュボネ (Dubonnet)についてはhttp://www.dubonnet.jp/をご覧ください。
■主税町(ちからまち)の由来
初代尾張藩主 徳川義直(1601~1650)の下で勘定奉行を務めていた野呂瀬 主税(介・助)(のろせ ちからのすけ、生没年不詳)が現在のカトリック主税町教会付近に居住していたため、江戸時代は主税筋といわれ、1878年に主税町になる。
主税(ちから)は民部省に属した主税寮(ちからのりょう)に由来する官職名で、名字と諱の間に入れて名乗る。